TEL / 
  • トップ
  • おしらせ
  • 活動内容
  • ニュースレター
  • アクセス
  • お問い合わせ
  • 当NPO法人について
  • 会員募集
  • リンク
  •  
  • 報告書・冊子 販売

NPO法人 FLCネットワーク

NPO法人FLC安心とつながりのコミュニティづくりネットワーク
  • トップ
  • おしらせ
  • 活動内容
  • ニュースレター
  • アクセス
  • お問い合わせ
  • 当NPO法人について
  • 会員募集
  • リンク
  •  
  • 報告書・冊子 販売

 

団士郎理事「父子旅」
19. 見落とし旅

31.gif

19. 見落とし旅

旅好きではあるが、準備好きではない。たいてい出発前には嫌になっている。出かけても二日目くらいまでは馴染めなくて、早く帰りたいと思っていることが多い。楽しくなるのはそれからである。

添乗員や現地に知人のいる旅は安心で漏れがない。見所、要所はきちんと押さえられている。それはそれで楽しいのだが、案外見落としのある旅も悪くない。偏った選択にこそ、個性も出るというものだ。

旅の後半は息子と男二人、何をという目的もないものだった。NYのガイドブックはいくら読んでも尽きることがなかった。どんな切り口にしたところで、見落とせないものの山だった。そこで結論は、又来ればいいから、今回は行けるところだけ行っておこうと決めた。その結果、sohoのギャラリーやショップをくまなく見て回ることになった。

6年後、最終の親子旅で再びNYを訪れた。同時多発テロ事件直後で、ホテル代など暴落していた。娘と妻の三人旅だったので、マンハッタン中心の高層ビルのウイークリーマンションを借りた。そこを足場に、ミュージカル俳優を目指す娘の希望で、ブロードウェイの舞台を連夜のはしご観劇した。

(ニュースレター31号/2010年5月)

 


    • 理事長ご挨拶(54)
    • 理事エッセイ(52)
    • 団士郎理事「木陰の物語」(19)
    • DV子どもプロジェクト(72)
    • Vi-Project(63)
    • 人もねこも一緒に支援プロジェクト(4)
    • 夏(春)の交流会報告(16)
    • 団士郎理事「家族日記」(1)
    • 団士郎理事「父子旅」(24)
    • 団士郎理事「気持ちの冒険 こども旅」(12)
    • アドボケイト・プロジェクト(17)
    • 暴力防止プロジェクト(7)
    • 支援者支援プロジェクト(4)
    • 年次大会報告(13)
    • グループファシリテーター養成講座(14)
    • 援助者研修「怒りのコントロールを学ぶグループ」プログラム実践者養成講座(17)
    • ワーキングマザーのためのストレス・マネジメント講座(4)

©2025 FLCネットワーク. All Rights Reserved.