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団士郎理事「父子旅」
24.帰路、その後(最終回)

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帰路、その後(最終回)

満を持して出かけることがない。たいていが成りゆきである。NYもそうだった。だが訪れてみたら、とにかく楽しかった。観光ポイントをみたら、堪能するような街ではなかった。

二十五年以上も昔、シルクロード・天山山脈の北側の町々に行ったことがある。この時も、何の予備知識もなく出かけた。「絹の道」、この響き以外、何があったわけでもない。ひょんなことで出かけることになってしまったのだった。しかし今思い出すと、いくつか懐かしい風景がある。ソ連が崩壊して、今はウズベク共和国になった辺りだ。初めての海外旅行だったが、いろいろトラブルもあって、その時の添乗員・児島さんのことはよく覚えている。

ロシアのアニメーション作家、ユーリー・ノリシュティンは寡作で有名だが、私はほとんどの作品を劇場で観ている。氏が神戸映画祭で日本を訪れたとき、案内役をして、お礼に原画を貰ったとうらやましいことを言ったのは正津さん。NYを娘さんと一緒に案内してくれた元気者のおばさんだ。そしてその時、通訳をしていたのが児島さん。正津さんは旧知の人だという。世の中、どこで何が繋がっているやら・・。思いがけないことは、いつもこんな風に姿を現す。

町を歩いているのか、人を歩いているのか、わからないが、今また新しく始めた一人旅も、いろんな人や出来事を、知らない間に繋ぎながら続いていくのだろう。

(ニュースレター36号/2011年8月)

 


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