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援助者研修「怒りのコントロールを学ぶグループ」プログラム実践者養成講座
6.第2回(03.11.11-12)報告

活動会員 下地 久美子

10月11、12日に京都支所で、第2回『援助者向けグループセラピー研修 怒りのコントロールを学ぶ親のグループ』を開催いたしました。村本と窪田と下地が講師を務めさせていただきました。

虐待に対する世間の認識は高まってきているものの、子どもの死という最悪の事態を招くケースは後を絶ちません。また、専門家の間では、相談機関へつながっても、その虐待行動を変えるプログラムがないという声もよく聞かれます。虐待してしまう親の多くは、怒りのコントロールに問題を抱えているので、親に怒りをコントロールする方法を身につけてもらうことが必要です。そこで、私たちが開発し実践している、認知行動療法をつかった「怒りのコントロールを学ぶ親のグループ」のプログラムを、援助者に役立てていただくために、研修をおこないました。

この研修では、グループファシリテーター養成講座を修了し、グループの進め方や趣旨を理解していただいている方を対象としていますが、今回は、第1回目の研修を受け、現場で、このプログラムを実践している修了生の方にもご参加いただきました。

前回と同じく、最初に、グループで使用するテキストとグループを進める援助者のためのマニュアルを配布し、私たちと修了生の方がファシリテーターになり、受講生に実際にグループを体験していただくというスタイルで進めました。今回は修了生に、どんなグループをしているか、また、実践していくうえでの注意事項や困ったときの対処法などもお話しいただき、今後、参加者がグループを実現していくための大きな励みになりました。
2日間という凝縮された時間であったため、スピードが速くて、ついていくのが大変という意見もありましたが、とても意欲的な方が多く、活発な意見の交換がおこなわれ、充実した時間を共有することができました。

12月13日のフォローアップセッションでは、研修後の2ヶ月間に受講生がおこなった活動についての報告があり、難しかった点、さらに良くするにはどうすればいいかを、参加者全員で検討しました。これをもとに6ヵ月後に、次のフォローアップセッションをおこなう予定です。

この研修では、単にプログラムを学ぶだけでなく、即実践に結びつけていただくことを目標にしています。それによって『怒りのコントロールを学ぶ親のグループ』の小さな芽が徐々に広がり、虐待予防への有効な支援につなげていくことができればと考えています。

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(ニュースレター第6号/2004年2月)

 


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