理事 津村 薫
7月31日、8月1日の両日、女性ライフサイクル研究所京都支所セミナー室で第6回「グループファシリテーター養成講座」が行われました。
現役の援助職の方、研究職の方、グループをされていたり、今後何かをしようと模索中の方など、さまざまな立場の14名の方が参加され、グループ・ダイナミックス、グループ・アプローチといった理論、グループ観察法の体験、グループ実習などを学びました。いつもながら活気にあふれるこの講座は、講師を務める私たちにとっても、いろいろな方に出会える楽しみな場でもあります。参加者の方からいただいたご感想を、ここに紹介させていただきたいと思います。
○実習と理論が結びつき、具体的でよかった。安心して温かい気持ちで参加できました。
○グループダイナミックスを実体験でき、その有効性をあらためて認識することができました。理論と実習を織り交ぜて、段階的体系的に平易で理解しやすかった。
○枠をきっちり決めていただいていたので安心して講座に臨めました。どのコマも内容の濃いものでとてもよかったです。ありがとうございました。
○実習では実際に演じることで参加者の気持ちを理解できましたし、参加者からの頂き物もたくさんありました。理論について、あらためて学ぶことができてよかったです。
○学んだ内容がわかりやすく、とても大切なことばかりでよかった。そしてこの雰囲気がとても親しみやすくよかった。癒しの工夫がいっぱいしてあって安心でした。自分を振 り返る機会になって、いい2日間でした。受講生のいろんな人に出会えたことも、とても嬉しいことでした。
○実際にグループセッションをすることで、ファシリテーターとして観察するときに、どういうふうに気配りをするのか理解できました。またスタッフの方々の人への対応や話の仕方がとても丁寧で、“大切にされてるなあ”と感じました。人は大切に扱われるととても心地良いし、エネルギーが出てくるなあとあらためて感じました。
2日間という短い期間では学びきれないことも多く、もう少し実習の時間が欲しかった、時間が足りないなどの声も聞かれました。中級講座の開催などの要望も出され、私たちにも今後の課題が多くあることをあらためて実感しました。毎年の実施を重ねてはや6回、参加される皆さんから、私たちがパワーをいただいているような気がします。ここで学ばれたことを、それぞれの方が持って帰られて、活動の場で活かしていただけるのであれば何より嬉しいことです。
★グループファシリテーター養成講座は、毎年行う予定です。
★詳細が決まり次第、ニュースレターにてご案内差し上げますので、ご参加をお待ちしております。
←グループ・ファシリテーター養成講座 (2004.7.31~8.1) |
(ニュースレター第9号/2004年11月)