活動会員 下地久美子
4月25日に、7回目となる「春の交流会」を、女性ライフサイクル研究所京都支所で開催しました。今年も、面白くてためになると評判の団先生をゲストスピーカーに迎え、話題提供をしていただきました。
団先生には、3人のお子さん(長男、次男、長女)がいらっしゃいます。思いがあって、それぞれが20歳になったときに、父子で海外旅行に行くことになったそうです。長男は、タイでボクシング観戦や競馬。経済に関心のある次男は、ニューヨークの古いデパート。ダンスが大好きな長女は、本場のブロードウェイへ。普段は、父子でそれほど長い時間を一緒に過ごすことはないけれど、旅してみると予想外に面白い出来事に出会ったり、意外な面を発見したりと、楽しいエピソードを紹介してくださいました。団先生のお子さんたちに対するまなざしがとても優しく、素敵な親子だなと、ほのぼのとしました。中でも、長女のこと葉さんが、ミュージカルの学校に入り、そこからいろんな縁があって、劇団四季の舞台に立つようになるまでのお話は、とてもドラマチックで感動的でした。
後半は、「人生の転機」をキーワードに、参加者がそれぞれの転機となった出会いや出来事について、話していきました。みなさん話し上手で、へぇ~と感心したり、しみじみと心が温かくなったり、いろんな人に支えられて、ここに生きているのだなということを、奇跡のように感じました。人のつながりのありがたさを思い、偶然のめぐり合わせの不思議について考えさせられる、貴重なひとときとなりました。
多数ご参加をいただき、本当にありがとうございました。アンケートの結果も、「たいへん良かった」と満足していただけたようで、担当者としては、うれしいかぎりです。
みなさんからいただいた感想を、ご紹介します♪
◆いくつかのキーワードを軸にすると、自分自身のこれまでの道筋を整理できるもので、なかなか面白かったです。団先生の三人のお子さんとの関り方にはいろいろな意味で感じるものがありました。
◆人は面白いです。いろいろな体験談を聞き、リフレッシュできました。機会があれば子どもを連れてまた参加したいです。
◆子育ての経験はないのですが、団先生の父子旅、楽しく拝聴させていただきました。体験談もとても面白かったです。ありがとうございました。
◆人の縁・・・ありすぎて・・・。でも、年月を振り返って、思いを馳せる機会になりました。
◆団先生のお話がすごく興味深く、自分自身の様々な経験を重ね合わせて聞かせていただきました。それぞれの人生の転機があり、「人に歴史あり」という印象を受けました。楽しい時間を過ごさせていただいてありがとうございました。
◆団先生のお話をしっかり聞いたのは初めてで、本当に楽しい時間でした。いろいろな年代、バックグラウンドの方たちのお話しをきく機会というのは、今年4月に大学院へ入学してから一気に増えた気がします。これからこのような出会いが、さらにあると思うと楽しみでしかたないです。
◆私は、最近、劇団四季の会に入会したこともあり、団先生の娘さんの話は一番興味深かったです。それに、それだけ夢中になれる何かがあることを、とてもうらやましく感じました。あと、木製のエレベータ、見てみたいなと思ったりしました(笑)。私は個性的な人が好きなので、人と違う視点をもつ息子さんの話も好きでした。みなさんの話の中で、それぞれの人生というか、自分の方向性をしっかり持っておられる方ばかりで、ステキだな~と思ったり、私も今から何か勉強をしようかと思ったり、けど、それを先に見つけな!と思ったり、たくさん得るものがあった有意義な交流会でした。
◆将来のことで不安に思うことがよくあるけど、今日の話を聞いて、前向きに頑張って、いろいろな出会いを大切にしてたら、なんとかなるかなぁ~って、思いました。
◆人生で何が起きても「だいじょうぶ」。そう思って生きていきたいなと思います。今後の様々な出会いに、心ときめかせて!
(ニュースレター32号/2010年8月)