正会員 下地久美子
4月21日(日)に、10回目となる「春の交流会」を、女性ライフサイクル研究所京都支所で開催しました。今年も、理事の団士郎先生をお招きして、「私の特別な場所」をテーマに、いつものように軽妙な語り口でワクワクするようなお話をしていただきました。
団先生は、子どもの頃に両親に連れられて、よく京都のお寺巡りをされたそうです。そこで京都の疏水になぜか心が躍る経験をし、今も運河や用水路などの水のある光景に惹きつけられ、名所でもなんでもないところでも訪ねていって、じっと水の流れを見つめるのが好きだというお話でした。それには、団先生のお祖父さんがされていた運輸のお仕事が関係しているそうです。他の人にはその良さが理解されないかもしれないけれども、先生にとって、水が流れている場所というのが、「特別な場所」であるとのことでした。
団先生のお話が呼び水となって、参加者にとって「特別な場所」を順番に話していきました。海に心惹かれる人、山が好きな人、お寺、空、なんでもない商店街、銀杏の木、電車、お城など、それぞれの人が、自分だけのとっておきの場所を持っていて、どのお話もとても興味深く、目の前にいろんな風景が浮かび上がり、イメージの旅をしているような気持ちになりました。
「そんな素敵なところなら、行ってみたいなぁ~」とか「もっと空を見あげるようにしよう」と思ったり、行ったこともない場所なのに、お話を聞いているだけでなんだか懐かしいような思いが湧いてくるのが不思議でした。
今年も、団先生をはじめ、参加者の皆さんから、温かい言葉をたくさんいただき、「春の交流会」を、特別な時間と思ってくださっていることがとても嬉しかったです。
★ご参加いただき、本当にありがとうございました!
みなさんからいただいた感想を、ご紹介します♪
◆他の方々のお話を伺うことができ、たいへん有意義な時間を過ごすことができました。自分のふり返りの時間にもなったと思います。明日からも頑張ろうという元気をもらえました。
◆あっという間に時間が過ぎました。面白かったです。
◆毎年楽しみにしています。今回もみなさんの話を聴きながら、思いをめぐらせ、みなさんのステキな場所が目に浮かぶようで幸せな気分になりました。
◆参加したいのに諸々の事情で来られなかった方々のことを思うと、今年も参加できたことに感謝。
◆今日は私の質問にみなさんが答えてくださって、とても嬉しかったです。私にとってヒントになるようなお話が聞けて、本当に良かったです。また来年は今日より少し成長した私で参加させていただきたいと思いました。
◆毎年、団先生をはじめ、みなさんの楽しいお話を聞かせていただいて、ありがたいと思っています。これからも参加させていただきたいです。
◆毎年エネルギーをもらえます。一年に一度ですが、楽しみにしています。色々なことを違う角度から見てみようと思いました。
◆みなさんから人生についてのお話を聞かせていただいて、私ながらにいつも深く考えさせられることも多く、ありがたく感謝しています。
◆自分の知らない場所や景色の魅力に気づかされ、それぞれの方の人生に敬意を表したい思いがした。
◆お話を聞きながら、五感が研ぎ澄まされ、とても心が動かされました。これからも自分の「特別な場所」を探していきたいです。
◆皆さんの心に大切にしまわれていた宝物を見せていただいたような気持になりました。
◆普段は忘れているようなことを思い出させてくれる団先生のお話を毎回楽しみにしています。
◆1年に1度こうやってここに来ることが、自分にとってとても意味があり、生きるヒントをもらっているような気がする。
(ニュースレター43号/2013年5月)