4月25日京都支所にて、春の交流会が開催されました。
当日は、当NPO理事 団士郎氏のトークタイムに、14名の方々がご参加頂き、和やかな午後のひとときとなりました。ご参加頂いた皆さん、本当にありがとうございました。 それでは、皆さんの感想をご紹介します。
(原田光恵)
理事・津村 薫
行楽日和の1日だったけれど、理事、正会員、賛助会員、活動会員、そして 入会していない若い方も参加くださり、とても嬉しかった。理事・団さんのトー クタイムでは、お話に皆で聴き入り、じ~んとしたり、大笑いしたり、考えさせ られたり。キィワードでエピソードを収めている団さんのアイデアにも、うなっ てしまった。私は、「姑」というキーワードを挙げたのだけれど、5年前の春に亡 くなった義母のことが浮かんだのだ(それも、バトルをしていた頃の苦くも懐かし い思い出が)。
とても良いお話を聴かせてもらえて、義母がとても暖かい人だったことを今さ らながら思い出した。プロジェクトXについて語り合ったり、団さんのギャグ?のひとつにウケてしまって、笑いが止まらなかったり、何とも盛り沢山の1日に感謝。
M Y
先日は楽しい時間を過ごさせていただきありがとうございました。団先生のお 話も、その後の交流会も、ユーモアたっぷりのお話に何度もツボにはまり吹き出 しては楽しませていただきました。
団先生のお話は、深刻な状況をいかに深刻で悲惨かという面の強調ではなく、 同じものを見ても、その力強さやしたたかさや健康さにスポットを当てておられ ていてとても勉強になりました。そこからユーモアが生まれるのですね。
プロジェクトXについての話題ではかなり盛り上がり、賛否両論を感じる人は やっぱりたくさんいることが分かり面白いと思いました。
活動会員
春の交流会は、前半では団先生のパソコンにある「検索機能」を最大限に使って行われました。検索機能の中にある700種類のキーワードの中から、「嫁・姑」「共感」など参加者の気になる言葉を拾い上げ、それに合わせて団先生がキーワード上に上ってきた話をして下さいました。
その話は、日常生活で起きる小さな問題を他人まかせにすることで大きな問題を引き起こしてしまうと言った内容などを、団先生独特のユーモアをまじえた語り口で軽妙に語って下さいました。話の楽しさに笑いながらも、日常に起こる様々なことを考える良い機会となりました。
後半では、自己紹介の中で「プロジェクトX」が話題となりました。この話題を通じて、これまでの男性の立場や女性の立場、「サラリーマン」と呼ばれる人々は何を感じてきたか、そしてこれから何が必要とされるのかを考える機会となりました。駆け足でしたが、中身の濃い充実した3時間だったと思います。
S . F
先日は素敵な交流会に参加させていただいて、ありがとうございました。
団先生と村本先生はもとより、みなさん対人援助の実践現場で働いていらっしゃる方々と聞いてとても緊張しました。正直言って自分が話をするときは恐縮でした。しかし場の空気が終始リラックスムードだったので、私もだんだん落ち着くことができた気がします。
また、みなさんの家族の話をされている時などは援助現場以外の表情を見れたようで、なんだか身近な人に感じれてよかったです。 「みんなで話し合う」空気があったと思います。
楽しい時間をすごました。ありがとうございました。
活動会員
以前から心待ちにしていた、団先生との交流会に参加し、とても楽しいひと時過ごさせていただき有難うございました。
参加者からのキイワードをもとに家族の日常性を語る団先生にとても共感をもつと共に気づかされていく自分があります。
村本先生を始め、FLCのスタッフや参加者の自己紹介とそれぞれの家族のお話を聞いてひとつのテーブルを囲んだ中にも多様な家族のあり方を学びました。カウンリングをしていく上でその家族に興味をもつことは大事なことだなあと感じました。
団先生の飾らない、気取らない、時に辛らつな語り口に引き込まれてのあっという間の2時間半でした。山のようなお菓子とティをいただきながらの楽しい交流会をこれからも期待しております。
正会員・原田光恵
団士郎理事のトークタイムは、参加された方から出されたキーワードを元に、団理事がストックされているお話を聴かせて頂きました。そのお話は、まるで宝箱から何が飛び出すか分からないときのワクワク感を体験できました。
また、一つの「言葉」からお聴きした皆さんの「お話」は、それぞれの方が当てられる焦点がやはり違うからこそ、膨らみが出て、おもしろいんだと改めて思いました。とっても楽しく心地よい時間でした。ありがとうございました。
活動会員・渡邉佳代
笑いあり、しんみりあり、色々と考えさせられる、あっという間の3時間でした。何よりも感動したのが、団先生のパソコン機能とアイデアでした。
日常生活に潜んでいるごくありふれた出来事・物事でも、それを切り取ってキーワードにし、自分の中でストックしていくこと。そしてそのキーワードから、他の人たちが連想していくことで、幾重にもコミュニケーションとつながりが広がっていく・・・。
ぜひぜひ真似したいアイデアですが、そのためには、日常の断片を感じ取るセンスと、それをストックしていく日々の積み重ねが必要になってくるんでしょうね。日記も続かない私ですが、ぜひ心掛けてみたいと思った一日でした。
また皆さんとお会いできるのは、秋の年次大会でしょうか? 楽しみにしています。ありがとうございました。
活動会員・安田裕子
美味しいお菓子をほおばりながらの笑いにあふれる交流会、心もお腹(笑)も大満足でした。
ひとつのキーワードからひとつのストーリーが団先生より語られたのですが、皆さんの感想や意見などから話がドンドン広がって・・・。同じようでも少し違った感想、自分からは出てこない発想などに刺激され、普段は使っていない頭の部分が、楽しみながら働いていた?!ような気がします。
会員ではない大学生も参加してくれ、色々な人と会話を交わすことの楽しさを味わうことができました。きっとこうして人のつながりができていくのですね。
ほっこり和む、幸せなひとときでした。みなさまにまたお会いできることを楽しみにしています。
M . K
当NPOのパンフレットやニュースレターで目にする愛らしいイラスト、シンポジウムでの軽妙な語り口‥団理事が交流会ゲストと知り興味津々、春の京都に駆けつけました。
40も半ばを過ぎると、重たいこともけっこう背負っているもの。だからこそ、ものの見方を変える柔軟さやしんどいことも笑い飛ばせるしたたかさを、日々培いたいと願っています。団理事のパソコンから飛び出したエピソードが、さまざまな年齢、背景、個性をもった参加者の心に響いて言葉を生み出し、それらがまた、私の内でこだまする‥安心してつながり合えるコミュニティ、存分に楽しませていただきました。
大好きな「気持の冒険・こども旅」は、団理事のこんな柔らかな発想、あったかい視点から生まれているのね。歳を重ねるってなかなかステキね‥と心弾ませ、若いカップルがあふれる夕べの京都を後にしたのでした。
(ニュースレター第8号/2004年8月)