2012年10月21日(日)、遊音堂「YOUホール」において、第10回年次大会が開催された。会員20名、非会員1名、合計21名の皆様にご出席いただいた。
まず第1部として、DV子どもプロジェクト及びVi-プロジェクト(子どものための面会・交流サポートプロジェクト)からの発表があった。
DV子どもプロジェクトの発表では、実際に子どもたち向けに実施されているプログラムのデモンストレーションがあり、参加者の多くは童心に戻ってプログラムに見入っておられた。Vi-プロジェクトの発表では、日々活動されている中での生の声を聴くことができた。それぞれの発表内容については、本ニュースレターの別ページに詳細が記されているので、是非、ご一読頂きたい。
休憩時間を挟み、第2部として、例年好評を博しているピアノユニット:パールノートによるミニコンサートが開催された。パールノートは、理事長の村本邦子と会員の長川歩美の二人により、5年前の第5回年次大会の折に結成されたピアノユニットである。日頃多忙を極める二人が、万難を排してスケジュールを調整し、日々レッスンを積み重ねた成果が披露された。この演奏を聴く為に、仕事をキャンセルしてきたという参加者もおられたようで、心地よい音楽にこころもからだも癒やされるひとときであった。曲目は以下の通りである。
Ⅰ マクダウエル「森のスケッチ」より のばらに寄す
Ⅱ バッハ パルティータ2番
Ⅲ メンデルスゾーン「無言歌集」より 甘い思い出、ヴェニスの舟歌
Ⅳ ショパン エチュード「革命」
Ⅴ モーツアルト セレナード第13番ト長調 K.525 (アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク
さて、年次大会終了後は恒例の交流会。今回も遊音堂3階の「升堂」にて美味しいプチケーキと飲み物を戴きながら実施された。前回と異なり、今回は大きなテーブルを全員で囲んでの交流会となり、参加者一人ひとりが自己紹介したり、感想を述べたりという時間をたっぷり取ることができた。日頃忙しくされている会員がほとんどである中、こういう風に皆で顔を合わせて話せる機会は、貴重である。尽きることの無い話で、大いに盛り上がった。
今回、年次大会に、そして交流会にご参加頂いた皆様に感謝致します。
<年次大会担当理事:前村よう子>
(ニュースレター42号/2013年2月)