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Vi-Project
22. モニター事業から得られたことを反映させる

活動会員 五味幸子

 

これまでのVi-Projectの活動はおおまかにわけて、海外文献研究、WAM助成を受けた調査研究、モニター事業実施という流れをたどってきました。さて、この秋からはついに有償事業活動を開始するはこびとなりました。Vi-Projectの活動を有償化するにあたり、特にモニター事業から得られた経験を反映していくつかの点を変更・改善し、活動を展開しています。今号ではこれらのモニター事業の結果を反映した点について、いくつか紹介したいと思います。

 

1.父母からの報告

 

モニター事業では、面会後に同居親および別居親から報告を受ける仕組みを定めていませんでしたが、今回それぞれの親から面会後に報告をしてもらうことにしました。同居親からは面会前後の子どもの様子について、別居親からは面会時の子どもの様子について簡単な記録を提出していただいています。Vi-Projectとしても、面会前、面会中、面会後の子どもの様子を把握することが可能となりました。

 

2.「当日緊急用 連絡用紙」の利用

 

面会当日に緊急の、同居親から別居親への連絡事項がある場合には、「同居親が連絡事項を書く欄、別居親が承諾したとサインする欄、面会後に別居親がその連絡事項を守れたかどうかを記入する欄」を1枚にまとめた連絡用紙を使用しています。こうすることで、当日「食後に必ず薬をのむ」や「冷たいものを控える」「風邪気味」など、主に子どもの体調に関わる重要事項についての連絡ミス、忘れを防ぐことが可能となりました。

 

3.料金支払い者の決定

 

モニター事業においては、当事者の声(同居母親)や、さまざまな文献等を参考にした結果、「別居親が費用を支払う」と規定しました。しかし、有償事業においては「費用の支払い者についてはVi-Projectは関与しない」と規定し、Vi-Projectのサービス利用申し込み時に、支払者を提示してもらうことにしました。

 

4.サポート内容

 

Vi-Projectのサポート内容は大きくわけて「トランスファー(面会時の子どもの受け渡し)」と、「弁護士事務所での面会の同席」となります。原則として面会時の同席は実施していませんが、弁護士事務所での面会についてのみ同席を実施することになりました。これまでに弁護士からの問い合わせが10件近くにのぼり、弁護士事務所における面会同行のニーズが多いと判断したことによります。

 

Vi-Projectはモニター事業を実施するなかで多くの学びを得ることができました。今後も常に活動を振り返りながら、より良いサービスを提供できるよう努めていきたいと思います。どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

 

(ニュースレター22号/2008年2月)

 


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