正会員 桑田道子
Vi-Projectのサポートも4年目を迎えることができました。現在では、私たちの手を離れ、ご自分たちで面会を続けていかれる方々も数ケース誕生し、私たちの励みとなっています。
Vi-Projectは基本的に屋外での活動となり、距離の長短や手段の違いはありますが、保護者から離れ、スタッフと子ども達だけでの移動がありますので、その移動も含め、各回の面会があらゆる事故、危険から守られ、実施できていることに感謝しています。
行き・帰りともに無事に親子が到着されるか、毎回ドキドキし、笑顔で駆け寄る子どもたちの姿を見て、毎回ホッと胸をなでおろしています。同時に、小さなトラブル(電車や車の遅れ、携帯がつながらない、薬を持たせるのを忘れた…等々)はあれこれ起き、とっさの判断を求められる場面も度々あります。ともすると、小さなトラブルが元夫婦間の争いを再燃させかねません。私たちも経験を積み、スタッフ間で対応を共有・反省しつつ、よりよいサポートとしていけるよう努めていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
(ニュースレター30号/2010年2月)