DV子どもプロジェクト
活動会員 小田裕子
やわらかい空気や陽射し、ふきのとうの芽吹きや梅の香に春の訪れを感じる今日この頃ですが、一方で冬を忘れないでと言っているかのように寒波が度々到来しています。ミーティングが行われた日は「なごり雪」が降りました。皆様にはどんな“なごり”があるのでしょうか?
さて、2005 年3月12日に大阪本社で今年度のDV親子プログラム実施に向けてのミーティングを行いましたので、ご報告いたします。
昨年度は、対象者を募集して母子に来所してもらう方式をとりましたが、なかなかニーズを持つ人たちに情報が届かないという問題が浮き彫りになりました。その後のミーティングでは、今後の課題として考えていた出前方式の可能性を探り、従来の来所方式のみではなく、ニーズの高いリスク集団、シェルターや母子生活支援センターにプログラム派遣 ができないかという思いに至りました。よって今回は、子どもプ ロジェクトのメンバーに加え、いくの学園の相談員と子どもサポーターにお越しいただき、シェルター現場の事情やニーズなどを伺いました。
現在は、民間シェルターのドロップインへのプログラム派遣を検討中、うまく実施できそうです!
今後のミーティングでは、プログラム派遣実施に向けての新体制作りやプログラム内容の改良を行っていきたいと思っています。
(ニュースレター第11号/2005年5月)