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NPO法人 FLCネットワーク

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DV子どもプロジェクト
23.新スタッフより

●活動会員 岩下真子

1月からDV子プロでボランティアをしています。これまで、とある県で教員をしていましたが、昨年の春、大学院入学をきっかけに兵庫県にやってきました。このFLCネットワークを知ったきっかけは、偶然インターネットでボランティア・スタッフ養成講座の案内を見つけたことです。養成講座では、特にロールプレイをしたのが印象的でした。

1月から実際にボランティアに入らせていただいて、先日ファシリテーターをさせていただきました。もともと養護学校の教員をしていたので、授業と同じような感覚で考えていましたが、同じような活動(遊び)をしていても、ベースにあるものはまったく違うなと体で感じました。コ・ファシリテーターのスタッフの方に、後でいろいろとアドバイスをいただき、質問に答えていただいて納得しました。遊具の出し方や進行の仕方、ことばかけや座る位置、ひとつひとつ違う角度で捉えられていました。う~ん、まだまだ教員の癖が出てしまうなあと思いました。しかし、FLCネットワークのスタッフの皆さんにこうしていろいろアドバイスを受けることで、自分自身を見直すきっかけを与えられているし、とても新鮮な意見なのでありがたく感じています。大学で学んだことを実践にうつす場であり、いろいろな視野を得られる場であるDV子プロでのボランティア活動は、私にとって大きな価値を得られるのではないかと思います。

それから印象に残っていることは「あたたかさ」です。ミーティングのときのあったかい紅茶。ほっとするなあ。それから、派遣先のDV支援団体スタッフの方のこころくばり。初めて参加したとき、「あったか~い。落ち着くなあ」と感じました。そして、なんといっても子どもたちと一緒に遊ぶのがとても楽しみです。子どものアイデアってすごいなあといつも感心してしまいます。子どもたちも少しずつ私のことを覚えてくれて、声をかけてくれるようになったので、とてもうれしいです。

FLCネットワークのみなさん、今後ともよろしくお願いします。

●活動会員 村本 茜

私は、しばしば電車の中や道端で親が子どもに暴力をふるったりどなったりしているところを目撃します。そして子どもが泣いている姿にはとても心が痛みました。また、私の友人のひとりが恋人から暴力の被害にあっていました。心も体も傷つけられた彼女に私はこれが危険なことであることを伝えたけれど、やっぱり普段は仲が良いので許してしまうそうです。これは問題だと思っていました。本やニュースでもよくDVや虐待についての事件が気になるようになりました。そして悲惨な現実を知ってショックと怒りでいっぱいになりました。

この問題を放ってはいけない。私は何か自分にできることはないのかと考えました。そしてたどりついたのがこのNPOです。

私が会員になって、DV子どもプロジェクトの派遣ボランティアに参加したのはまだ2回です。1回目ではなぜか緊張してしまいました。初めての参加だったので、今自分はどうしてあげるのがいちばんいいのか、などと考えすぎてしまい戸惑ってしまうところがありました。だからその日の自分の反省点はいっぱいです。子どもたちの方が緊張しているはずなのにスタッフが緊張してどうする…と。でもその反省があったことで2回目ではまわりの様子を見ながら落ち着いて参加できました。初めドキドキしてかたまっていた子も、声をかけてあげたりパペットを使って話しかけてみたりすると、だんだんと相手からも話しかけてくれるようになりました。粘土の時間では、子どもたちは大人には思いつかないような新鮮なアイデアで素敵な作品を作り、驚かされました。そしてその頃にはお互いリラックスして心から楽しめていたと思います。私は子どもたちから、目には見えないけれど何かあったかいものをもらった気がします。

そんな素敵なNPO、DV子どもプロジェクト。これからもこの活動をずっと続けて、一緒に楽しく遊びながら少しでも子どもたちに体・心・スピリチュアル、存在全体を働きかけて、メッセージを伝えることができたらいいなと思います。

● 活動会員 渡部華奈

DV子プロの活動に参加するようになって、まだまだ日が浅いので「これから」なのですが、スタッフになって活動に参加して、スタッフ側も、活動に来ていただけるお母さんも、お子さんも楽しんでもらえることが一番嬉しいと思います。「今日はきてよかった」「今日は楽しい1日だったなぁ?」そう思いながら帰って、家族や、親子で「今日はこんなことしたよ」「今日はあれが楽しかったよ」と会話のネタにしてもらえたらいいなと思います。

こちらの活動は、自分たちで作っていく活動だとボランティア・スタッフ養成講座で聞かせていただき、おもしろそうだなと感じました。自分にできること、したいこと、まだまだわからない部分がたくさんあるのですが、積極的にかかわっていけたらなと思っています。講座のときに自分の対人関係のクセを勉強させていただいて、新たな自分発見をし、参加できてよかったなと思いました。少し人に流されてしまうところがあることが分かりました。しかし自分の悪いところはよく目に付き、「自分はこういうところがいけないな」「ダメだな」と思いがちですが、悪いところもあるけど、そこも自分の持ち味なんだ、そこが自分の個性なんだと考えられるようになりました。自分のことを自分で知っておく、管理できるようになることはとっても難しく、大変だと思います。しかし今の自分を知りつつ、これからもたくさんの人にかかわっていきたいです。そんなことに気づかせていただけた講座は本当にいかせていただいてよかったです。

派遣プログラムに参加して、子どもたちのパワフルさに驚きました。自分がその中でどのようにかかわっていけるのかを必死に探しました。しんどい気持ちがどこかにありながらも、笑ってくれる子どもたち、私も自然と笑顔になります。笑うことだけが意味があることと考えているわけではありませんが、これからも参加してくれる子どもたちや親御さんがたくさんの笑顔を見せてくれたらいいなと思います。

(ニュースレター23号/2008年5月)

 


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