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DV子どもプロジェクト
23.「子ども虐待に対する予防・介入・保護・治療の動き -児童虐待防止最前線からの報告-」に参加して

活動会員 田中るみ子

平成20年3月1日、NPO法人児童虐待防止協会主催の第135回Child Abuse研究会の年次大会にDV子どもプロジェクトが参加しました。当日は、医療・保健・福祉・教育関係の専門職の方々を中心に100名近くの参加者が集まり、大阪府内を活動拠点とした6ヶ所の専門機関が発表を行い議論が交わされました。本研究会の年次大会では、大阪府内にある児童相談所が毎年活動報告を行い、行政の最新統計および動向が窺えることもあり、毎年多くの専門家が参加しています。

DV子どもプロジェクトは、年次大会のトップバッターとして発表しました。持ち時間は15分と限られた時間であったため、プロジェクトの歩み、活動の目的、活動内容の概要を説明した後、今年度の活動を中心に発表しました。フロアの方々が熱心に発表に耳を傾けてくださいました。

引き続きクリニック、児童福祉施設、児童相談所からの発表が行われました。医療法人聖心会清水クリニックでは、精神科デイケアにおいて虐待状況にある母子を医師と医療スタッフがチームを組み支援活動を行っています。また、企業や学校、行政等を巻き込んだ地域連携、医療サービスの提供を考えている様子が伺え、今後の活動が期待されました。

堺市、大阪市、大阪府の児童相談所からの発表では、児童虐待相談の概要が報告されると共に、家族再統合に向けた親支援の取り組みが話されました。大阪市では、個人カウンセリングに加え、グループワーク(コラージュ、怒りのコントロール)が実施されています。また、My Treeペアレンツプログラム、加害男性を対象とした「お父さん子育て塾」、コモンセンス・ペアレンティングが取り組まれています。大阪府では、これらの取り組みに加え、チャイルドリソースセンターの親子交流プログラムや、性的虐待の非加害親支援プログラムを展開しています。今後の課題として、親支援のプログラムを体系化していくこと、民間団体と協同しそれぞれの役割を明確にしていくこと等が挙げられました。

今回は児童虐待防止協会において初めてDV子どもプロジェクトの活動報告を行わせていただきました。私たちのこれまでの活動を地域の専門家の方々に知っていただくよい機会になったのではないかと思います。また他機関の実践報告を聞き、本プロジェクトの今後の活動にとっての有用な示唆を得ることができました。これらの点を今後の活動に活かしていきたいと思います。

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(ニュースレター23号/2008年5月)

 

 


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