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DV子どもプロジェクト
30.派遣プログラムの転換期を迎えて

正会員 渡邉佳代

 

DV子どもプロジェクトでは、毎月の派遣プログラムのあり方を見直す転換期を迎えています。9月は継続参加してくださっている親子の地域の行事と重なり、プログラムはお休み。10月はプログラムを実施してきて初めて参加者がなく、お休みになりました。

 

参加者がいなかったことは寂しく、とても残念だったのですが、ご協力いただいているDV支援団体のスタッフから、継続参加してきたお母さん同士のつながりができてきて、プログラム以外でも会えるようになったことや、親子ともに地域での関わりやつながりができてきていること、親子ともに、毎月のプログラムが必要な時期から、回復に向かってきていることを伺い、親子の成長と力を感じて、嬉しくなりました。今後のプログラムのあり方については、DV支援団体のスタッフと継続参加の親子のニーズを伺いながら、検討していく予定です。

 

12月は、毎年恒例のDV支援団体のイベントであるクリスマス会に参加し、子どもグループを担当しました。年に1度のプログラム参加を楽しみにしている子どもも多く、今回は12名の子どもたちが参加してくれました!プログラムでは、昨年も大人気だった、1日に1つのお菓子を食べられるクリスマスカレンダーを作り、天使のねんどをこねながら、絵本の読みあいを行いました。久しぶりに参加した子どもも、人数が多くて初めは戸惑っていた子どもも、最後にはにぎやかにそれぞれの時間を過ごし、スタッフも楽しいひとときを過ごしました!

i02.jpg

『子どもたちのレジリエンスを引き出すプログラム・アイデア集』より、クリスマスカレンダー

 

 

 

第7回「ボランティア・スタッフ養成講座」を

開催しました!

 

本講座も7回目を迎え、今年は9名が受講し、これまでの修了生は82名となりました。皆さん熱心にご参加くださり、また、最後のスタッフ登録説明会には、全員が残ってくださって、私たちの活動に関心を寄せてくれる存在に励まされました!今回は受講者の半数が男性でした。男性スタッフは、子どもたちにとって、男性モデルや身体を使って遊べる相手となり、男性と女性が良いパートナーシップを作っていくモデルにもなります。こうして、男性が問題意識を持ってご参加くださったことは、とても嬉しかったです。以下に、受講者の感想をご紹介いたします。

 

■受講者の感想■

 

すごく楽しく過ごさせていただきました。元々、興味があり、調べていたりしたこともあったのですが、それ以上に実践などから得た知識を用いて話してくださったので分かりやすく、知らないことがたくさんあり、参加できてよかったと思っています。2日間という過ぎてしまえば、あっという間の時間だったのですが、勉強させていただいたことはすごく多かったです。日常生活でも、自分を見直したり、対人関係にもつなげることができる視点をもたせていただきました。(シュウ)

 

 これまでの活動をふり返って気づくことができた点、また、新しく知ることができた点もあり、充実した内容であったと思う。特に、1日目にはシェルターでのDV被害者への取り組みについて、体験談を聞いたり、事例を読んで身近に触れるという機会がはじめてであり、特に被害者女性の問題について学びを深められた。(山口義弘)

 

 活動に対する誠意や熱意、プライドといったものがすごく感じられて、DV、虐待などに限らず、対人援助という分野全般に関して大きな刺激と学びを得られたように思います。すごくシビアな現実に対して、遠い理想を掲げて活動するような分野だと思うので、その中での自分たちや取り組みに対する厳しい眼差しに感銘を受け、改めて自分を振り返る機会になったと感じています。(大場智紘)

 

とても多くの事を学ぶことができました。DVや虐待について、自分なりに色々知識も得てきたつもりでいましたが、知らなかった事や、あいまいに認識していた部分も多くあり、ふり返る事がたくさんありました。特に現れる症状に対し、症状としてみるのではなく、生きる為の適応であるということがとても印象に残りました。忘れてはならないと感じます。(松岡史子)

 

自分のことや、自分の周りの人々のことを考えるきっかけにもなり、それを考えることを通して、その他のケースも想像したり、考えることができてよかった。専門家として関わる際にも、非専門家として関わる際にも、「希望の一滴」という話は、援助者側の無力感やバーンアウトを防ぐための支えとなるように思った。(風子)

 

トラウマということばに対しての理解が深まったこと。人生はトラウマ(イヤなこと)もあるけど、あって当然でトラウマはまったくちがうところにあるわけではないということがわかりました。虐待を0にすることは不可能だけど、その子の少しの希望になるような、あたたかい光を、あげられるようにしていきたいです。(あやか

 

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(ニュースレター30号/2010年2月)

 

 


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