理事 渡邉佳代
2013年12月に、第11回「ボランティア・スタッフ養成講座」を開催し、6名の方々が参加してくださいました。当講座は、DV・虐待、トラウマ、コミュニティ支援をキーワードとし、子プロで大切にしてきた子どもへのあたたかい眼差しや関わり、支援者同士のサポーティブな関係づくりが、コミュニティに少しずつ広がっていったらいいなという思いで、2003年から開催してきました。
これまでの当講座の受講者は124名。DV子どもプロジェクト独自の養成講座は今年度で終了し、来年度からはグループ・ファシリテーター養成講座とVi-Project、DV子どもプロジェクトがそれぞれの活動で得てきたコミュニティ支援の知恵や工夫を持ち寄り、3プロジェクト合同での「支援者支援講座」を開催していく予定です。
子プロスタッフによる「モンキチくんのきもち」
グループ・ロールプレイのひとコマ
●アンケートより●
DV被害について、現場の話とともに理論的な部分も学べて理解が深まった。援助者としてどうあるべきかということについて考えさせられた。(ゆな)
よかったです。自分が得たいと思っていた事も得られましたし、生き方をもう一度見直す事もできました。人生はつらい事ばっかりで、楽しい事の方が少ないけど、もうちょっと頑張っていこうとおもいます。(○○○)
DV子どもプロジェクトの内容や被害者の方々のシェルターでの生活の実態などについて理解を深めることができました。ロールプレイ演習やトラウマの講義では、今まで気づけなかったことにも気づきがあり、今後の自分の仕事や支援に活かせそうです。ありがとうございました。(じゅんこ)
新しい視点がもてた。トラウマのとらえ方を社会モデルからみる必要性を感じたこと。(まるちゃん)
非常に有意義かつ感動的な講座でした。(ともこ)
【2013年10月~2014年1月の派遣プログラム】
紙皿を2枚重ねてホチキスで留める紙皿フリスビー。
紙皿に描く絵を工夫して、回る模様を楽しみました。
クリスマスまでに、毎日1つずつのお菓子を食べて過ごすアドベント・カレンダー。
この時期に毎年行うプログラムですが、子どもたちはいつも楽しみにしてくれています。
(ニュースレター46号/2014年3月)