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理事エッセイ
52. 2000年代の家族の変化 /下地久美子

21世紀に入り、家族はどのように変わってきただろうか。ひとつは離婚・再婚が増え、初婚の家族がそのまま続くことが減り、ひとり親家族やステップファミリー(再婚家族)が珍しいものではなくなってきたことがあげられる。

 

ひとり親家族では、家計の担い手が一人となるため、経済的に苦しいこともあるが、気の合わないパートナーから解放され、第2の人生を楽しむ姿も目にする。また、ステップファミリーは、これまで別々であった家族が一緒になることで、様々な葛藤が生まれるものの、ぶつかり合いながら新しい家族のカタチをつくっていくところが醍醐味ともいえる。

 

未婚率の高まりは、成人した子どもが、いつまでも親元で暮らす現象を生んでいる。非正規雇用などで収入が安定しないために、自立が難しいケースもあるが、最近よく見かけるのは、親子関係が非常によく、持ちつ持たれつ互いに補い合いながら和やかにやっているというものである。

 

離婚した場合、ひとり親となって、フルで働きながら、子育てもするというのは、かなり大変であるが、実家に戻り、親の協力が得られれば、労力が軽減されるし、親にとっても、若い世代との同居は、生活に張り合いが見いだせることも多い。

 

2000年代の家族の変化は、多様化ということだろう。今後は、従来の夫婦と子どもからなる家族から、血縁関係のない家族や四世代家族、その他思いもよらないスタイルの家族が登場するかもしれない。どのような家族であっても、そこに暮らす人々が幸せでいられるならそれが一番。

 

そもそも家族とは何なのだろう?ということを考える今日この頃である。

 

 

(ニュースレター52号/2017年1月)


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